2012.04.29 Sunday
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仕組みさがし絵を描いたり、音楽にひたったり、お散歩したり、本を読んだりしてます。
イマジネーションを与えてくれる色んな出会いをブログで紹介しています。 2010.09.29 Wednesday
no title
昼間の殺菌に、少々傷ついていたらしい私が、あの後寮に戻ると、部屋の前に椅子が置かれ昼食が運ばれていました。丁度運んで来て下さったばかりで、手にビニール手袋をはめた寮母さんもいて。 仕事がしばらくお休みになったので、昼ご飯の支度が出来る様にと食材も買って帰ってはいたのですが、有難い事です。 優しさに感謝しつつ頂きました。 そこに、一本の電話。 食べおわった食器は、自分で洗って以後、完治まで使って下さいとのこと。 そして、部屋の外の椅子の上にはビニール袋に入ったビニール手袋が置かれていました。 傷つきます。 言われるまでも、手袋は自ら買い、自身の触れた所は殺菌シートを持ち歩き全て拭いてまわるつもりで、しばらくは誰とも接触しなくて済む様にと一週間分の食材を買い揃え、食器だって自分のを使うつもりでいたのです。 また、ウイルスの気持ちになってしまった私は、うっかり顔を触らない様に何冊も集中して本を読みあさり、気が付いては机の上やドアノブを殺菌シートで拭きまくり。 疲れてボンヤリTVを見る事にしました。 そして、又一本の電話。 嬉しい気持ちで電話に出ました。今日の不遇を自身の為に面白半分に話すと、なんと、その電話の相手に起った数日前の体の不調を私のウイルスと結びつけ、まるで懐疑の言いように、私は腹が立ち、傷つき、涙が止まらなく、そのまま電話を切りました。 それから、こんな時こそ太宰さんの出番ですよ。と、短編三話を朗読。 声を出す事で、多少すっきりはしたものの、しばし茫然自失で夜風にあたるため屋上に出ました。 そのまま、あぁ私はウイルスなんだ。 誰が見たって、外観も既にウイルスのそのままなんだ。ウイルスは生物か無生物か?そうか、私はついに生物でも無くなってしまったのか… と、凹み凹み凹みあげました。 たまには、こんな日の素直な卑屈な日記もよいかしら。 お後がよろしく無い様で。 ちゃんちゃん。 |
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